自社製Cal.P.2005を使用したトゥールビヨンルミノール&ラジオミール8本・トゥールビヨンの意味とは?・PAM00276, PAM00306, PAM00315, PAM00316, PAM00330, PAM00340, PAM00558, PAM00703

0
自社製Cal.P.2005を使用したトゥールビヨンルミノール&ラジオミール8本・トゥールビヨンの意味とは?・PAM00276, PAM00306, PAM00315, PAM00316, PAM00330, PAM00340, PAM00558, PAM00703

トゥールビヨン、心地よい響きです。

このフランス語の言葉なんですが、意味はつむじ風。

竜巻みたいなやつですね。

トルネードのように回転することからきているんだと思いますが、

この高価な仕掛けであるトゥールビヨン機構を搭載したパネライについては、

これまでに何度かお話ししたことがあったんですが、今日も自社製のトゥールビヨンを積んだルミノールとラジオミールについてどんなモデルがあるのか見てみたいと思います。

3大複雑機構の一つであるトゥールビヨンが載せられた腕時計というのはブランド内でもだいたい少量にある傾向があります。

ただ開発費や研究費をかけてこれだけ少ないモデル数しか作らないのももったいないし、かといってたくさん作っても儲かりにくいし、

なかなか戦略が難しいのがトゥールビヨン。

ただ一回開発してしまえばそれをベースに別のモデルに搭載することもできます。

パネライにはそういった感じでCal.P.2005を搭載したラジオミールやルミノールが何本か存在します。

基本的な文字盤デザインは変わらないのですが、ガワが変わることによって大きくスタイルを変える。

そんなルミノールとラジオミールを見ていきたいと思います。

ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT PAM00276

ルミノール-1950-トゥールビヨン-GMT-PAM00276

OFFICINE PANERAI LUMINOR パネライ ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT 47mm PAM00276

このモデルは前回話したステンレス製のトゥールビヨン。

これがオーソドックスな基本となるモデル。

ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT PAM00276・文字盤と垂直に回転するテンプケージ・自社製ムーブメントCal.P.2005のすごさとは?

このモデルについてはこっちで詳しく書いているので良ければどうぞ。

ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT チタニオ PAM00306

ルミノール-1950-トゥールビヨン-GMT-チタニオ-PAM00306


このモデルは上記モデルのチタンバージョン。

チタニオ製のケースに黒ではなくダークブランの文字盤を合わせたモデル。

夜光塗料もいい感じの黄緑色でダークブラウンとの相性も良い。

9時位置にある円形の小窓で回転するトゥールビヨンの動きを表示する点も同じ蛍光色をしようしてあります。

統一感のあるモデルで、ステンレスモデルとはだいぶ違った印象を受けます。

チタン製なので金属アレルギー対策にもなります。

かなり高額な解決策ですが^^;

ラジオミール トゥールビヨン GMT チタニオ PAM00315

ラジオミール-トゥールビヨン-GMT-チタニオ-PAM00315

ラジオミール-トゥールビヨン-GMT-チタニオ-PAM00315


お待ちかねのラジオミールのトゥールビヨン。

ラジオミールなのでルミノールとはタイプが違います。

どちらかというとトゥールビヨンのような複雑機構はよりドレス系であるラジオミールの方にぴったり。

チタン製のケースはルミノールよりも1mmほど大きい48mm。

どう見てもトゥールビヨン搭載モデルには見えませんが、それゆえに裏蓋のシースルーバックから覗く垂直に回転するテンプを見た時には驚きがあるかもしれません。

ラジオミール トゥールビヨン GMT プラティーノ PAM00316

ラジオミール トゥールビヨン GMT プラティーノ PAM00316


プラチナ製のラジオミールトゥールビヨン。

正直このモデルがどのくらいするのかということが一番に気になるモデルw

トゥールビヨン搭載でプラチナ製のケースだなんて、、、

2000万円くらいするんじゃないでしょうか。

ひょえーだ。

世界限定75本しか作られないのも価格高騰に寄与していると思うw

とにかくこの1本は控えめな見た目ながらも隠しスペックを秘めたすごい1本と言えます。

トゥールビヨン、プラチナ製、75本限定。

恐ろしい。。

ラジオミール トゥールビヨン GMT オロローザ PAM00330

ラジオミール-トゥールビヨン-GMT-オロローザ-PAM00330


このモデルも恐ろしく高そうな雰囲気を出しているw

いくら喋らない時計だってそんなのは一目瞭然w

トゥールビヨンとピンクゴールドの組み合わせのラジオミールで、

世界限定50本と、プラチナモデルよりもさらに少ない。

僕はプラチナ製よりもレッドゴールドやピンクゴールドの方が好きなのでこっちの方がおすすめ。

値段もおそらくこっちの方が大分安いと思う。

とは言っても1000万円越えでしょうが。。

ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT オロローザ PAM00340

ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT オロローザ PAM00340


47mmのオロローザ製のルミノール1950。

2010年に30本ほど作られた希少性で言ってもぴか一の1本。

ルミノールの方がラジオミールよりも人気があるので、このモデルはさらにすぐになくなるでしょうね。

価格が価格なだけに世界でも購入できる人は限られますが、なかなか投資面でもおすすめの1本。

ラジオミール 1940 トゥールビヨン GMT オロロッソ PAM00558

ラジオミール 1940 トゥールビヨン GMT オロロッソ PAM00558

ラジオミール-1940-トゥールビヨン-GMT-オロロッソ-PAM00558


出ました、ラジオミールの1940。

今回のモデルはオロロッソ。

ローザじゃなくてロッソ。

つまりピンクじゃなくてレッドなので、レッドゴールド。

48mmのケースサイズはワイヤーループラグのラジオミールと同じサイズ。

1940はラグが太くなり、リューズも平坦な円盤状になったモデルなんですが、これはこれでよりモダンでトゥールビヨンに良く合っています。

ルミノールのリューズガード(リューズプロテクター)がなくなったバージョンという感じのスタイル。

レッドゴールド製のケースとダークブラウンのレザーストラップや文字盤ととても良い調和を生み出していてかなりかっこいいモデルだと思う。

トゥールビヨンの回転するテンプケージが9時位置のスモールセコンドの代わりに覗くことが出来れば言うことないモデル。

ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT チタニウム PAM00703

ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT チタニウム PAM00703

ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT チタニウム PAM00703

ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT チタニウム PAM00703


このモデルは特殊すぎる1本です。

世界限定何本生産されたのかも分からない面白いルミノール。

ケースに彫られている彫刻は『ギグリオ・フィオレンティーノ』や『フローレンス・リリー』と呼ばれる特別なパターンで、

『ブリーノ』と呼ばれる技法を使ってなされているようだ。

その見事な彫刻がされたケースに使用されている素材もグレード2チタンと呼ばれる通常のチタンよりもさらに純度の高い少し柔らかめの素材。

グレード2チタンでは金属アレルギー対策としては金属物質ではこれ以上ないほど良い。

通常のスイス時計のチタンはグレード5を使用していて、これもかなり金属アレルギーには有用な素材

グレード2チタンは純度が高いくそれ以上に金属アレルギーにはお勧めできる素材なのですが、その代わり強度が落ちるみたいだ。

まあこのルミノールは飾っておくようになると思いますがw

こういう感じで、ルミノールとラジオミールを合わせると8本も同じムーブメントを使用したトゥールビヨンモデルがありますが、

もしかしたこれ以上存在するのかもしれない。

ケース素材やスタイルの違いで全く別物の腕時計に見えます。

そういう感じでニッチに攻めていくパネライですが、僕のお勧めはやっぱりPAM00330。

オロローザのラジオミール(ワイヤーラグのモデル)が一番かっこいいかなと。

どれも定価1000万円を超えるモデルばかりで、到底買う予定もありませんが、目の保養としても興味の対象としても、

トゥールビヨンは眺めてるだけでもやっぱり面白い。

パネライにはこのCal.P.2005をベースとした発展形のトゥールビヨンモデルもあるのですが、

それらを搭載したモデルについてはまた後日お話ししたいと思います。

こんなのどうでしょう?