ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT PAM00276・文字盤と垂直に回転するテンプケージ・自社製ムーブメントCal.P.2005のすごさとは?

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ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT PAM00276・文字盤と垂直に回転するテンプケージ・自社製ムーブメントCal.P.2005のすごさとは?

僕はこれまでにパネライのラジオミールで、2000万円を超えるモデルについて紹介したことがありました。

なぜ2000万円もするかというと、そう、トゥールビヨンが入っているから。

ジラールぺルゴのムーブメントCal.9907を搭載したラジオミールについてだったんですが、

気になる方は以下のページを参照してみてください。

ジラールペルゴのトゥールビヨンCal.9907を載せたラジオミールPAM00077・2000万円を超えるプラチナのコンプリケーション

この機構が入ると時計の価格は10倍くらいになります。

そこまでの価値があるのか?

ということなんですが、これは人類の時計への精度への挑戦で、終わりがないのが機械時計の世界。

時計の価値がいくらしようが安定した高い精度が良いという人も一部には存在します。

富裕層でそこに芸術的魅力を感じる人や、腕時計にこだわりのある人などの中にはトゥールビヨンは譲れないというコアな人も存在します。

そんなトゥールビヨンは開発するにも製造するにもコストが莫大かかる機構で、

そのうえニーズが極端に少ないというので単価を上げないとブランドが破綻してしまいます。

いまだにトゥールビヨンの高コストには打開策がない状態ですが、各社トゥールビヨンのモデルを何作が作っています。

これはブランドの開発力を見せつけたり、広告的な意味合いが強いと思うんですが、

パネライにもジラールペルゴのムーブメントを借りずに生み出した自社製のトゥールビヨンムーブメントが存在します。

Cal.P.2005

このムーブメントは、Cal.P.2005と呼ばれるトゥールビヨンとGMTを搭載したキャリバーで、

パネライの特許が詰め込まれたトゥールビヨンモジュール搭載の自社製ムーブメントだ。

このトゥールビヨンが他のトゥールビヨンと違うのが、

文字盤と垂直にテンプのケージが回転しているところ。

それゆえにムーブメントの厚みも結構あるので、時計自体の厚みも結構すごい。

ルミノール-1950-トゥールビヨン-GMT-PAM00276

OFFICINE PANERAI LUMINOR パネライ ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT 47mm PAM00276

このトゥールビヨンムーブメントCal.P.2005が搭載されたモデルがこのルミノールなんですが、一見してトゥールビヨンに全く見えません。

これ普通のルミノールGMTにしか見えない。

なのに1千万越えというのは少々いただけない。

ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT PAM00276

横から見ると分厚いケースがトゥールビヨンの存在を物語っている。

ふうにも見える。

それにしても分厚いケースですが、厚みはなんと19mm。

ケースの直径が47mmもあるのに相対的にこんなに分厚く見える。

ルミノール-1950-トゥールビヨン-GMT-PAM00276

裏から見るとこんな感じ。

トゥールビヨンが文字盤と垂直に動いている感じが分かるでしょうか?

動画だとわかりやすいと思います。

こういう感じでテンワの入ったケージが文字盤方向に回転しています。

そのため時計自体が分厚くなってしまったわけです。

精度の為には時計はまだまだ完全な小型化は出来ないということでしょうか?

ルミノール-1950-トゥールビヨン-GMT-PAM00276

さて9時位置にあるインダイヤルですが、青い点があります。

この青い点が小窓から回転しているのが分かります。

これがトゥールビヨン。

トゥールビヨンを搭載しているモデルなら文字盤から分かる仕様のほうが僕は好きなのですが、

これだとちょっと物足りない感じ。

何もないよりは良いですが、裏蓋をのぞいて見えるというのは奥ゆかしいといえば奥ゆかしい仕様。

トゥールビヨンが表から見えないのはでもちょっと残念。

ちなみのこのモデルのスペックは、

6デイズパワーリザーブ、100メートル防水、GMT、デイ&ナイト表示、

というのが他にもついています。

6デイズというのが珍しい感じですが、3デイズを倍にしたトリプルバレル。

8デイズにしたいけどトゥールビヨン用のトルクが必要ということなのでしょうか。

ちなみにケース素材はステンレス。

定価は1200万円くらいだったかな?

トゥールビヨンが文字盤から覗けるなくても別に良いという人には是非お勧めできるもでるですが、

これじゃあ物足りないという人にはジラールペルゴのトゥールビヨンとか他のモデルが良いかなと思います。

パネライには文字盤からでもはっきりトゥールビヨンが覗けるモデルがあるので、そちらも併せて見くらべてみると良いと思います。

なかなか一般的には市場に出回らないトゥールビヨン自体ですが、パネライが割とこの機構に真剣に取り組んでいるとは思ってもいませんでした。

自社でムーブメントを開発するようになってからのパネライは一味も二味も違います。

生まれ変わった進化したパネライはトゥールビヨンモデルからもうかがい知ることが出来ます。

OFFICINE PANERAI LUMINOR パネライ ルミノール 1950 トゥールビヨン GMT 47mm PAM00276

こんなのどうでしょう?