半世紀オーバーホールしなくていいルミノール1950 PAM00700・メンテナンス不要の秘密はCal.P3001/C・カーボテックとブラックホールと炭素ルビーと

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半世紀オーバーホールしなくていいルミノール1950 PAM00700・メンテナンス不要の秘密はCal.P3001/C・カーボテックとブラックホールと炭素ルビーと

オーバーホールって3年から5年と言われていますが、

それって本当なのでしょうか?

まあ目安ということなので、

時計にもよるし、

使い方にもよる。

毎日機械を止めずに使い続けていたらやっぱりたまには油を注いであげたい。

機械なので。

実際僕は5年以上オーバーホールに出さないこともあるし、

それでいつもなんとかなっているので、

『機械時計ってすごいな』

なんて常々思っている。

実際クオーツの方が良く壊れるような気がした。

扱い方が粗末になってしまうのかな。。

パネライにはすごい腕時計が存在する。

PAM00700ルミノール1950カーボテック


このモデルなんですが、

ルミノールのPAM00700という1本。

ルミノール1950をベースとしたカーボテック素材で作られた49mmの究極のデカウォッチ。

切りの良いリファレンスを与えられたモデルで、

タイトルにもある通り、

半世紀ほどメンテナンスをする必要がないらしい。

50年間メンテナンスがいらないムーブメント Cal.P3001/P

え?

え??

半世紀といえば50年なので、

メンテナンス性は10倍から16倍。

1回のオーバーホールにかかるコストが3万円だとして、

1回分のメンテナンス料を引いて、

50年でだいたい27万円から45万円分お得という計算になります。

メンテナンス料は時計の価格が高ければ部品交換などでかなり高額になる可能性があるのでなんとも断言はできませんが、

それでも半世紀に1度という手間は究極のメンテナンス性だと言えます。

これはCal.P3001/Cと呼ばれる半世紀メンテナンスフリーなムーブメント。

どこがどう凄いか?

それは、摩耗を徹底的に抑えたところでしょうか。

ムーブメントに使用する部品で、

機械同士がこすれる場所は金属や人工ルビーを使用します。

使用してある人工ルビーの数はムーブメントに記載され、

この数が多ければ多いほどメンテナンスにかかる手間はやはり多くなる。

油をさす作業が必要となるため、

オーバーホールが必要となるわけですが、

部品交換ということも考えられる。

Cal.P3001/Cには人口ルビーが使用されている点は4か所。

4つしか使用されていない上に、

DLCとよばれる炭素コーティングを施してある。

炭素と水素で出来た高潤滑質の被膜を人工ルビーに施しているので、

潤滑油が不要というわけだ。

これが半世紀メンテナンスしなくて良い理由なわけですが、

DLCコーティングの人工ルビーに交換するときに高額なメンテナンス費用がかかりそうで怖いw

レーシングにも使用される技術だ。

カーボテック素材のケース

PAM00700ルミノール1950カーボテック

この時計はガワにもこだわりがある。

ダマスカスのような木目調のケース素材。

これはカーボンファイバーを使用している。

有機ポリマーとの合成素材で、

俗にいう、軽くて硬い、素材だ。

セラミックやチタンよりも軽いというのは想像に難くないと思う。

PAM00700ルミノール1950カーボテック

Cal.P3001/Cが覗ける綺麗な木目調のケースだ。

因みに青い文字で書かれている1,2,3はパワーリザーブ。

72時間という長い稼働時間を誇る。

やっぱりパネライは面白い

ブラックホール文字盤

PAM00700ルミノール1950カーボンナノチューブ

もう一つ僕が好きなルミノール PAM00700の要素として、

カーボンナノチューブ文字盤を紹介したい。

カーボンナノチューブとは、炭素とナノという単位とチューブを混ぜた造語で、

炭素素材のナノサイズの網目調になった筒状のモノ?

のこと。

まあ炭素で出来た小さい物質ですw

これらが文字盤にコーティングされている。

これが光を吸収するという。

まるでブラックホール

光を吸収するメリットは反射を無くし、

視認性を高めるため。

コントラストが強くなればはっきりするので時間も見やすくなる。

PAM00700ルミノール1950カーボテック

青く光る夜光塗料は最初、クロマライトかと思ったのですが、

スーパールミノバらしい。

青いステッチのレザーストラップとも見事にマッチしている。

ブラックホール文字盤も使っているし、

なんだか宇宙を表現したような1本にも見える。

これだけの高スペック、高コストな腕時計ですから、

価格は200万円や300万円じゃすみそうもない。

定価はだいたい700万円くらいですね。

正確には680万円の予価。

まあこれだけしてもおかしくはない。

ムーブメントに開発費がかかっているし、

ケースや文字盤にもだ。

かなり新しい試みでもあるし、

いろんな特許も搭載されているのかなと思う。

世界限定50本で1000万円を超えないのは割安なんじゃないかなと思う。

感想

最後に感想を述べると、

『男心をくすぐる1本だな』

と。

これに尽きます。

時計の弱点は摩耗や水。

防水性はいろいろな方法で各社、克服・解決しているのですが、

摩耗という点ではいまだに完全に解決しているというとは言えない。

数年でメンテナンスがいるというのは時計を購入するうえでデメリットにしかならないからだ。

そのメンテナンス性を一気に10倍まで引き上げたのはすごい進歩だと思う。

これはアイディア勝利というしかないでしょう。

強いて言うならば、

50年後にも使用できることを見越して、

パワーリザーブももう少し長ければなと。

50年後は3デイズというのはおそらく短い方なので、

そこがアンバランスかなと。

まあそこがアンティークっぽくなるんですけどね。

とにかくこのルミノールは技術とアイディアの賜物だと思う。


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こんなのどうでしょう?